NHKで、20時から。

そこでおすすめなのが「コーヒーカップでページを抑えながら本を読む」ということで、それはいいにおいがするし、本も読める。
また結果として、コーヒーのにおいを嗅ぐために本を顔に近づけるかたちになる。
すると変だったりエロかったりする挿絵のある本でも周りにはそれが見えなくなるため、周囲を気にする事なく読める訳だ。
僕が小さい頃、ファミコンソフトの「忍者龍剣伝」というゲームがあり、僕はそれを「なんかくるくる回る技を、敵ぎりぎりにあてることで倒す」という方法でクリアしたんだった。
するとそのエンディング。
たしかキスシーンがあるんだ。
その頃の僕は「和紙でくるまれていた」と形容されるほど無垢だったから、それが恥ずかしくてせっかくクリアしてもすぐリセットした。
でも、無垢ではない今でもリセットする理由はある。
忍者のキスシーンってのがおもしろくて仕方がないから。
顔を覆う布があるのなら、キスはなんだかよく分からないものになってしまうし、ことのあともべたべたで息苦しい。
また、それを外したとなるとキスの相手に顔がばれる訳だから口封じが必要だ。
相手はまだ顔見た事ないんだろう。
なんとなく、プラトニック。
忍者のキスシーンというのはそんなことを考えさせ、思いのほかスリリングなんだということがわかる。
そしてそんなことばかり考えていたから、さきほどから僕は大人の階段を2段またぎで降り続けている始末。
でも大丈夫。
たとえ「小説版 忍者龍剣伝」が出たとして、それを読まないと大人になれないのだとしても、そのキスシーンの挿絵はコーヒーのかおりにまぎらわして隠せるはず。
「小説版 忍者龍剣伝」自体に耐えられるかは分からないけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です