野球ニュースで「打たせて取るピッチング」と聞くと、なんとなく覚せい剤のこと?。
そんなふうに考えてしまうのはそう。
それほど野球に興味がないからなんだろう。
ところが、だ。
ある警察署内の映像がテレビで流れたのだが、そこに大きく「打たせて捕ろう 覚せい剤」と掲げられているじゃないか。
なにやら不穏な、法的でない。
ノルマ、おとり鮎的ものを感じずにはいられないが、そういう方針なら仕方がない。
有名な「覚せい剤打たずに ホームラン打とう」という例のやつがあるけど、これを混ぜてみたら「覚せい剤打たずにホームラン打たせて捕ろう 覚せい剤」となり、分からないなりに病気がちな少年が明日打ってねと願ったホームランのような感じもする。
それにしても気になるのは「打たせないようにすることはできないのか」というところだ。
打たれなければいいに決まっていると思うのだが。
でも、方針なら仕方がない。
「打たせて捕る」んである。
ある警察署。
どうもそのスタンスが「肩の弱いキャッチャー」と同じと考えられちゃうのは、なぜか。