待機組

※当方咽頭炎の為、手抜きの契約書に血判。
その人は「次のエヘン虫が待っている」と言った。
家族のものも咳がひどいため、一緒に病院に行った。
その際、彼が医者に自分の症状を問われたときにそう言ったのだった。
咳が止まらないことはわかる。
僕もそうだ。
いったん咳が出ると、その動作に連鎖して次の咳が出て往生する。
しかし咳をエヘン虫に言い置き換える意味がわからない。
医者はその全てを「咳」と言いなおし、エヘン虫と咳の融合を最後まで認めなかった。
※今回は案外、エヘン虫の詳細が重要かもしれないが、省く。
とりあえず細菌学者サパテルの考えてた水虫の絵みたいなものであり、ネット上に情報が見つからずこの説明も怪しいことを謝罪しておく。
さて、とにかくこのセリフには味がある。
「次のエヘン虫が待っている」
油断していると、また病気になりますよという、戒めにも似ている。
しかし重要なのが、もうCMもやられておらず、その存在が危ぶまれているエヘン虫に対して、その次の咳まではエヘン虫であるという認識の予約。
次の咳が出るまでは、エヘン虫がいなくなることはないわけである。
「さっきまでエヘン虫が喉にいたんだけど、実際出してみたら咳でした」
まああるかもしれない。
しかしそれは開封していない森羅万象チョコ、時期の書かれていない予言のようなもので、ことの前までは何がどうなるかはわからないし、何も約束されていない。
それならば、「次のエヘン虫が待っている」と言っている以上、次のはエヘン虫であると考えた方が、夢はなく、現実的でもないが、なんだかそう言ったじゃない、っていう感じである。
そういった意味でも「次のエヘン虫が待っている」は、エヘン虫感涙必至のセリフなのだ。
ちなみに当方、現在エヘン虫をぽろぽろ吐いてます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です