ボランティア

先日ふらりと歩いていると、見知らぬ男に声をかけられた。
またアンケートか何かか・・・。
申し訳ないが無視を決め込み、通り過ぎていく僕の耳に聞こえたのは、彼の「ボランティアの紹介をさせていただいており・・・」というものだった。
そこは無事に無視しとおせたけど、気になってしょうがなかった。
「勧誘で、ボランティアの募集とかならわかるけど、ボランティアの紹介・・・?」
確かに、社会的にもボランティアを行うということは色々いいことであるため、その紹介が行われることはありそうである。
しかし、街中で勧誘的に紹介するようなものではないと思うぞ、ボランティア。
「いいボランティアあるんですけど・・・。」
「えっ、ちょうど探していたんですよ、ボランティア。」
こう、なのか昨今。
ボランティアをしたい人は、自分で探してそこに行くもの、と思っていたが・・・。
献血みたいなものなのだろうか・・・。
ちなみに、上記の話は「ボランティアを欲している組織を紹介してくれる」という推測のものであるが、今回話しかけてきた男の言い方を考えると、こうも取れる。
「あ、この人ボランティアが必要だ・・・」と男は思った。
上記のが「ボランティアという役割」を紹介するという意味なのに対し、これは「ボランティア」を紹介するという意味。
ボランティアが必要、と相手が思ったのであるなら、僕はいかほどボランティアを欲している顔をしていたのか。
とりあえず、僕は石油にまみれてはいなかったのである。
ということで気になったボランティア話。
僕の知らないボランティアの種類があるのだろうか。

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