付喪神

いろいろ忙しくしていると、ふと何かその時は思い浮かばなくていいものが頭の中に現れて、困るときがある。
こないだ、「ASIMO in 付喪神」というのが浮かんだが、「ASIMO」はいわずと知れた本田技工の人型ロボットで、付喪神は日本古来から伝承されている、物が長い時を経て魂を得たもの、あるいは物に宿る魂、みたいなことだった気がする。
このキーワードを普通に考えると「ASIMOにはもう付喪神入っちゃってる」となるわけだが、もちろんこれは「AIBO in 付喪神」でも大丈夫で、「ファービー in 付喪神」も問題ない。
やはりASIMOやAIBOなどは先見的な存在として卑怯ながらも「いじりやすく」、色々考えると面白い。
ぱっと思いつくのは「餃子の餡 in ASIMO」だろうか。
一方、「ダイソンの扇風機 in 付喪神」はなんか怖い。
「ダイソンの扇風機が、いくら位置を変えてもある一カ所にだけ風を送るんです」
そこに霊がいるという案配である。
また、先見的ではないが「エレベーター in 付喪神」なんてのは、B級ホラー映画みたいだ。
やはり「付喪神」が入ってもらいたいのは生き物の形をした物であってほしい。
ところで、そもそも「付喪神」というのは「in」で表現できるものなのだろうか。
前置詞的な観点の話になりそうだが、となると「付喪神」というのは一体何なのか、というのも定義付けが必要そう。
どちらも手に余る内容だが、とりあえず「付喪神」のことを英語で喋らなくてはならなそうなシチュエーションは、避けて生きていきたい。

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