リンケージ、口癖。

最近の僕の口癖は、話はじめに「変な話」と付加してしまうというもの。
「変な話、お酒飲みながら物食べると太りますよね」
「変な話、冬って寒いじゃないですか」
「変な話、諸行無常の響き、あるよねー」
これは、結構な数の人が口癖になっているような気がする。
そして、その理由はこれから話す事に自信がなかったり、見当違いの事なのではないかと感じているときっぽい。
だが、僕の場合は少し違う、と勝手に考えている。
この口癖が出てしまう時、相手からはいつも「変な話じゃないのに、なんでそう言うの?」と突っ込まれてしまうのだが、これについては反論があるのだ。
すなわち、僕が「変な話」というのは、これから変な話をすることを自覚しているときである。
そして僕が自覚している「変な話」とは、人が何かを話はじめることの行為自体だ。
そもそも何かを話しはじめること自体が変だと思っているため、たいがいの話はじめには「変な話」を付けざるを得ない。
そしてその内容がネオテニーだったりカニバリズムだったり曲がるストローの話だったりそれっぽく嘘を話したりするのだから、これはもう二重に「変な話」と断っておくべきで、ちゃんとそうしている僕は偉い。

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