プロビデンス その1

僕は、人並みには「目」を信じているが、必要以上には信じないようにしている。
言い換えると、あまりにおかしな事を見てしまったときは、錯覚として「まあそんなこともありますかネ」とふわふわさせる。
例えば今、DASH島でTOKIOが楽しそうにキノコを嗅いでいるが、これは「ああTOKIOがキノコを嗅いでいるな」と信用する。
しかし空に葉巻型の巨大な宇宙船状のものが浮いていたり、夜の山道を下半身だけの人が車の前を横切ったり、モニタからツインテールの少女が出てきたりという場面に遭遇したならば、もしそれが本当だったとしても信用しない。
「目の表面に極小の葉巻型のゴミがついてるのではないか」
「そりゃあときどき、夜の山道を下半身だけの人が横切る事もあるよな」
「いやあ、住民票どうしよう」
錯覚としていることもないようだが、ともかくふわふわ。
必要以上に信用しないというよりは、事の重大性に気づかないようにするだろう。
とまあ、ありえないことを例に出した事を申し訳なく思うが、とにかく目というのは信用ならない。
僕の目は、もうジャニーズジュニアはみんな同じ顔としか認識できないから。

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