なぜか台北 その18

【あらすじ】
台湾旅行。
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通じないはずのケータイを覗いてみると、何やらショートメールが届いている。
お使いの地区どうこう、料金どうこうの内容。
どうやら、さきほどローミング設定をやってみようといじっていたのが影響しているようだ。
あとでちゃんと内容を見てみよう。
夕食を終え、バスでまたホテルへ戻る。
満腹感、疲労と暑さで、車内は片栗粉でとろみをつけたようだ。
バスガイドの黄さんが、これからマッサージへ行けるけどどうするか問うてきた。
このバスは男性のみである。
わざわざ黄さんは、いかがわしい系ではないことを念押す。
少し、日本人として恥ずかしい気持ちになる。
マッサージに興味がないわけではない。
首をぐねったとき、整骨院でマッサージをしてもらったことがあり、これは気持ちよかった。
だが、ただ疲れているからマッサージしてみたという体験は、日本でもない。
「疲れてはいるが、もまれるほどではない」
体は何も言ってはくれないので、あくまでその感じを捕らえようとすると、上記のような答えになる。
僕はまだ、もまれる域に達していない。
数人が下車するのを見届け僕は、彼らがもみしだかれるところを想像。
注文が多くないとよいのだが。
ホテルに到着したら、カリスマない僕は誰かについていって夜市を見に行く予定。

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