ジャンプして喜ぶ子供達。

藤子・不二雄ミュージアムは川崎にあるものかと思っていたら、南武線の登戸駅からバスが出ていた。
登戸から近いのだろう。
駅前バス停の様子を眺めていると、さまざまな人がミュージアム行きのバス停へ向かっていく。
やはり子供が多い。
そのバスはドラえもんやパーマンなどのキャラクターがいきいきと描かれているものだから、見ただけでうれしそうだ。
ある親子が警備員に声をかけていた。
どうやらバス停の場所を聞いているようだ。
すると、その回答を待つ事なく、そのバスが目の前を横切る。
藤子・不二雄ミュージアム以外は明らかに行かないバス。
それを見た子供はジャンプして喜んでいた。
子供はそのあふれる喜び。
主に語彙量からあふれる喜びを表現するのに、ジャンプする事は有名だ。
僕は久しぶりに「ジャンプして喜ぶ子供」を見て、ミュージアムの力の片鱗を目の当たりにしたのである。
僕が「ジャンプして喜ぶ」ことをしたのは、いつが最後だったろうか。
あるいは最近、「ジャンプして喜ぶ」ことをしただろうか。
さきほど、その行動は「言葉だけでは表現できない」ことから生じる旨のことを書いたが、どうなのだろう。
「ジャンプして喜ぶ子供」に、「すごく」という言葉を教えたらどうなのだろうか。
すっとジャンプするのをやめて「すごくうれしい!!」と繰り返すようになるのだろうか。
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あ、あんなに高い所に、宙に浮いた人がいる。
あなた「ちょっといいですかー!?。すごく高いところにいますね!!」
浮いた人「えっ、ス・ゴ・ク?」
以上、両親の方針により強調を司る形容詞、副詞の除去した教育を受けた人がうれしかったときの図でした。

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