男に聞け。

先日も触れたのだが、ミッションインポッシブルの話。
その何作目かで、こんなセリフがあった。
「そこにいる男に、火を貸せと言え」
要は暗号のキーであり、その男はそのキーを口にする者が伝えるべき相手であると判断できるというわけである。
しかし日本人の僕からしてみると、知らない人に「火を貸せ」と言うのはあまりにスパイスパイしていると言わざるを得ない。
どうしても特殊だ、知らない人に火を貸せというのは。
そして一方で、ぎりぎり一般の人との間にも起きてしまう可能性もありうる内容だ。
よって、暗号のキーに「火を貸せ」は、ちょっと心配である。
スパイスパイせず、かつ日常ではあまり口にしないキー。
それが最良なわけだが、そんなものあるのだろうか。
例えば「今夜の天気を聞け」と言うのを考えてみると、「日常ではあまり口にしない」点にひっかかる。
一方で「現在のハワイ時間を聞く」だと、ちょっとスパイスパイだ。
「好きな色を聞く」はどうだろう。
「ベンチの一番右端に座っている男に、好きな色を聞け」となるか。
ちょっとすいません。好きな色とかってあります?。
僕だったら、最高レベルの警戒をするね。

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