ヒロユキが12歳の頃、そのいとこのヨシミは、ATMの順番待ちで横入りされていたっけ。
サトシはそう思った。
ヨシミの同級生のカズヒロは「ここまで知名度が高いのなら、「アツはナツい」を辞書のギャグの項目例として載せてもいい」と思っていたし、カズヒロと苗字が同じなタカヤは、ガンダムの股間についているVマークをビクトリーのVではないな、と考えていた。
カラオケでアンコールの本当の意味を模索していくことが趣味だったトモミはタカヤのことを知らなかったが、耳かきのスコップ部分のカーブ角度にはこだわりたいと思っていたし、その弟のツバサは4回目の手術をした。
そんなツバサと同じ肺活量のハムドが防人だった頃、学校の一緒だったシンジはアナログアンテナで水脈を見つけ出すことが、ナミはジャンプ中キックからのめくりが得意だった。
ナミのめくりを実学的に学んだハルゾウは「みこすり半劇場というものの中では、とにかく「半」の部分が気になる」と言っていたが、その将棋友達のゲンジは、基本的に無傷だった。
ゲンジのクローンのオサヨは気の強い女性で、厚着をすることで自分を大きく見せようとしていたけど、それを愛おしく見ていたヘイハチはアシンメトリーヘアだった。
この二人は間違いで手錠を片手に付けられた状態になっちゃって。
オサヨなんてずっと長袖で手錠を隠そうとしていたけど、その結果、ただの仲良し風になっちゃってた。
その時代、ショウジは野球の審判をしていて、ボールパーソンからもらった直後にそのボールを捨ててみたいと思っていたが、ピッチャーをやってたトモキは、ボークの意味が分からないので、とにかくてきぱきやっていた。
そんな僕らが、鍋パーティーをすることになりました。
よろしくお願いします。
注
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