詩金の時計塔

先日、重力がどうこう考えていたとき、他の事も思いついていた。
「時間が重力に屈するとき」。
なんかすごくアレだが、思いついた事は至極つまらないこと。
5時30分もしくは6時30分あたりだ。
もちろんアナログ時計で、しかも地と垂直になっていなくては、よくわからないことになってしまうけど。
針がだらりと垂れるところを想像すると、思いのほか寂しい感じがする。
いつも動き続けているものがちからなく静止しているように見えるのは、寂しいのだ。
しかし、その時計は夕日あるいは朝焼けに照らされているだろう。
それは自体は、けっこう悪くない。

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