「さくらまつり」
夏にやっていたらどうだろう。
おかしいじゃないですか。
さくら、ないですから。
このように、一般的に「まつり」というものは、しばりがある。
「さくらまつり」の場合は「さくら」だ。
必ずこのまつりには「さくら」が付きまとう。
「お酒ばっかり飲んで、さくら見てないじゃないですか?」
ほらね。
見てすらいなくとも、「さくらまつり」にはどうしても「さくら」が付いてくるのである。
以下、こんなまつり、あったらいいね。
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「秋場所うっちゃりまつり」
相撲がこんなことになっては大変だ。
力士達は多分にプレッシャーを感じるに違いない。
なにせ「うっちゃり」のしばりが、有無を言わさず付いてくるのである。
それ以外の決まり手で勝ったりしたら、お客さんが失望してしまうかもしれない。
なんたって「秋場所うっちゃりまつり」に来たお客さんだから。
誰だこんな企画をしたやつは。
仕方ないので、みんなと相談、「限りなく上手投げに近いうっちゃり」「寄り切りうっちゃり」などの誕生となるだろう。
「河川敷いもにまつり」
実際あるような気もするのだが、もしそれが芋煮以外のものも提供しているのであったら、それは「いもにまつり」ではなく「まつり」である。
「いもにまつり」をうたうなら、芋煮一本で行かなくてはならない。
どこを見ても芋煮である。
湯気である。
まつりの終わる頃には、芋煮を見すぎて、もはや芋煮を芋煮と認識できなくなっていることうけあい。
「高幡不動伸縮自在まつり」
どうしたことだろう。
何か、高幡不動には伸縮自在で有名なものがあったのだろうか。
なぜ「高幡不動尊まつり」というデフォルトを差し置いての「伸縮自在まつり」。
道祖神的なものもありそうな気がするぞ「伸縮自在まつり」。
とりあえず第一回目は何が催されるのかが気になって、人結構集まると見た。
この辺、まつりのあと。