ハウルの城 注)動く

「ハウルの動く城」では、ハウルという男前とヒロインの女前が「海の幻覚」を見せられる、そんなシーンがあった。
それを見たとき、なんかどこかで似たようなものを見た気が。
そして思い出した。
プレイステーションで「サガフロンティア」というゲームがあって、その中で変なロボットと最終ボスが戦うことがある。
その最終ボスというのが、戦闘中の背景を変えつつ自行動も変えることをしでかしていた。
その変化する背景の一つが「海に沈む塔」みたいなやつだった気がする。
※この戦闘時の音楽がなかなか楽しい曲だった。
思うに。
サガフロンティアの方の人たちの頭の中には「背景が変わることで、さもその環境にいるかのようなことになっちゃう幻覚」を表現したかったのだろう。
その戦いは、確かプログラム内に変なロボが突入してみたいな、ちょっとイメージしにくいストーリー背景があった。
だが、それを忘れていてもそうでなくても、ちょっとその表現は出来ていなかったような気がする。
突然「海に沈む塔」が背景として登場するため、「最終ボスの、今までの楽しい思い出が回想されているのか」とか思ったくらいだったし。
ゲームはすごく面白かったけど。
一方いきなりだが、ミスター・VTRという超人も、確かリング環境を変化させてたはずだ。
しかも彼のは本当に変化させちゃってた気がする。
その点、ばっちりゆでたまごだった(注:ここでは、うまいことやりましたの意)。
話が最初に戻るが、海の幻覚を見せられたらどうするか。
僕は大声で「まださびない!!」って言おうかと思う。

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