ブイヨンの憂鬱、2。

僕はブイヨンと聞いて、それ自体にはそれほど詳しくないのだが、ひとつだけ思い出すことがある。
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地球。
海は水を湛えていたが、その中にすら生命はいないよう。
だいぶ昔の地球だ。
しかし、何か不思議なことがいろいろ起こり、アミノ酸が誕生。
それが水に溶け込み、これまた何か不思議なことがいろいろ起こり、ちっこい細胞みたいなものが発生したらしい。
これはどのように生命が誕生したのかという疑問に対する有力な答えとなる説のひとつである。
ちなみに、その頃の、アミノ酸が溶け込んだ水や海のことは原始スープと呼ばれている。
そのアミノ酸の濃度は数%で、4?5リットルの水にブイヨン1個を溶かし込んだくらいのものだった。
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長かったねブイヨン。
こんな話を本で読んだことがあり、ブイヨンと街中で聞くたびに、この話が頭に浮かんでくるのだ。
さて、この話で最重要ポイントがあるとすれば、どこだろう。
美しく濁したアミノ酸の合成箇所か。
同様に美しい、最初の生命が発生したところか。
もちろん、違う。
当ブログでは、両方ともお手上げテーマだ。
特に後者のは、足も上がる。
そして最重要ポイントは、タイトルにもある、ブイヨンですらない。
そりゃあなた、「原始スープ」ですよ。
確かに、ブイヨンの例えとか、気になる点は他にもある。
でも「原始スープ」の方が、強い。
明日はこれをいじる。

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