愛称

オリンピックがやってるところは、確か愛称「鳥の巣」だ。
例外が多いかもしれないが、たいてい「愛称」は、正式名称(北京国家体育場)に対してわかりやすい言葉になっている。
その点、まぁ「鳥の巣」は合格だ。
しかし、もうひとつ「愛称」は、愛という文字からもわかるように、言い換えるだけのある意味を持つと思う。
それは「親しみがこめられて、しかも何かウマい」であること。
「東京ドーム→ビッグエッグ」
確かに真っ白で曲線を描く屋根を持つその球場に、その愛称はよく合っている。
そして、それは的得たり、という点で上記の愛称意図を持っている。
そこで「北京国家体育場→鳥の巣」
うーん。
ウマいだろうが、カッコよさげかというと、どうも。
なんでバードネストとかで報道されないのだろうか。
やっぱ、慣れた漢字を採用したのだろうか。
どうも日本人はもう漢字のことは知っているから、目新しさ、みたいなものがこの「鳥の巣」には感じられないのだ。
そう。
もうお分かりだろうが、この文でウマいというのは、単にカタカナかどうか、くらいのもの。
「鳥の巣」はそんなことでどうこう言われる筋合いはないのだ。
それに、「ビッグエッグ」だって、ヘタすると「大たまご」なのだ。
「東京ドーム→大たまご」
明らかにギャオスが繁殖しようとしている。
ということで、まぁどうでもいい話である。

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