卒業文集
1番 あるかとらず
ぼくがいちばん、学校生かつで心にのこったことは、えん足のときに、いいじまくんに「おまえ、もっとひらいていこうよ」と言われたことです。
ぼくはわかりませんでしたが、みんなはぼくのことを「ひらいていない。むしろ、出ていこうとしているものをおさえている」といって、さけます。
いいじまくんは、おかあさんにぼくのいえにあそびに行くことを話したら、かえってこられなくなるから止めなさいと言われた、と言いました。
うちのおかあさんにそのことを話したら、そうなった人もいるけど、それはしょうがない人だから、しょうがないのよ、と言いました。
ぼくはこれから勉強して、しょうがない人が来ないようにしていきたいとおもいます。