噂の無真相

所長「えー、今日は3つの噂が手に入った。」
所員「いつもより多いですね。」
所長「だからといって、大味ということもない。調べようのあるものばかりだ。」
所員「で、内容は?。」
所長「まず一つ目は、「途中下車の旅」に出演するとき、万が一に備えて保険書コピーの所持を求められるらしい。」
所員「あぁ、いいですね。どうでもいい感じが、いいですね。こういうのは噂の状態が一番、いいんですよね。」
所長「うん。そう思って断っておいた。」
所員「所長にしては、気が利いていますね。」
所長「じゃあ二つ目。Perfumeの「plastic smile」の歌詞にある「何か外れた」というのは、テレビのリモコンを振ると、何かが外れていてカチャカチャいう、その何かを指しているらしい。」
所員「あれ、僕は完成したガンダムのプラモデルを立たせるとき、ぽろっと何かが落ちる、その何かだと思ってましたよ。」
所長「なんだ、君の意見を聞いたら、噂が増えてしまうじゃないか。」
所員「それにしても、何が外れたのか、ちゃんと確認できてから、外れたことを報告してもらいたいものですね。」
所長「ここはひとつ、「ガンダムのプラモデルを振ると、何かが中で外れていてカチャカチャいう、その何か」にしておこうか。」
所長「三つ目だ。鼻が詰まっているときにちょっとした運動をすると、詰まっていた鼻がとおる。」
所員「しょ、所長!!。」
所長「なにかね?。最後のだけ、ひどく普通になってしまったのが不服かな?。」
所員「さっきの所長のセンテンスの最初と最後をつなぐと「三つ目がとおる」になります!!。」
所長「ホントダ!!。」

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