拍手、上級。

昨日からのつづき。
【あらすじ】
居酒屋などで、突然聞こえてくる拍手。
それの、クールなやり過ごし方について。
◆上級
:その拍手に続け!!。祝福発起テク!!。
1.拍手が聞こえてきたほうに、少しだけ目をやる。
2.大まかな「祝福内容」を把握する。
3.視線を戻す。
4.その場でびっくり発言を行う。
5.店内が拍手で包まれる。
※1.は初級、中級と同じです。
拍手が起こっていることも知っているアピールとなります。
今回、ポイントとなるのは2.と4.です。
上級では「どこかで拍手が起きたら、こちらの場でも拍手を起こしてしまおう。」という、現場祝福三昧確定となる荒業に挑戦します。
そのため4.にて、あなたが拍手に値する発表をしなければなりません。
しかしそのとき、最初に巻き起こった拍手が「さくらんぼの軸を口の中で結ぶ技」を褒めたもの、あなたの発表が「日本の少子化問題に、あらゆる手段で挑んでいく。」というものであった場合、どうでしょう。
なんとなく「釣り合わない」感じではないでしょうか。
これを避けるべく、2.にて大まかな「祝福内容」を把握します。
祝福内容がさくらんぼ系なら、あなたの発表は「道の真ん中にいたヒキガエルをつついて、追いやってあげた。」くらいのものでよいでしょう。
上級を完璧にこなすことができれば、店内は拍手に包まれます。
また、上級者が店内に複数いた場合、それはスタンディングオベーションとなり、ひとときの地球平和が訪れることに。
そして友達は、あなたをこう見るでしょう。
「あいつ、たいした拍手のマエストロだな。」
拍手、おわり。

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