たぶ

最初に「熱かったとき、耳たぶを触る」ことをした人は誰なのだろう。
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耳たぶはその「さらされっぷり」により、体の中でも温度が低くなりやすいところだ。
実際に「熱かったとき、耳たぶを触る」ことによりその低さを体感した人も多いだろう。
しかし、だからといって耳たぶは「冷たさが売りです」といった器官(あえて)ではないと思う。
冷えを売りにするなら、もっとありようがあったはずだ。
それに、人によってはこの器官の温度が他の部位よりも高まったりしてしまい、それを好意を寄せる相手に触らすどうこうと、武器になったりもする。
コイツにどのような機能があるか知らないが、温度が低いのは「たまたま」なのではないだろうか。
このような理由により「熱いものを触ったとき、耳たぶを触ることが最善策」である、とは一概に言えなさそうだ。
耳たぶよりはそこらのステンレス製の流し台などに指をあてがった方がひんやりしそうだし。
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だのに、やはり僕らは「熱かったとき、耳たぶを触る」のだった。
誰だ、刷り込んだのは。
次回、いろいろ考えてみる。

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