まちあい

人と待ち合うというシーンは、人間の人生において、数多い。
ゆえに、その待ち方も千差万別のはずだが、大きく分けても、だいたい3パターンくらいだと思う。
待ち合わせ場所直下で待つタイプ、少し離れて待つタイプと、待たなくてもよかったタイプである。
私は少し離れて待つタイプだ。
その理由は、なんだか待ち合わせ場所直下で待っていると、やる気満々な感じを相手に与えそうだからである。
「イヨッ!。やっと来たね。待ってたよっ!。」
気分的にはそんな感じだったとしても、基本的にこういう雰囲気はかもしたくないのである。
また、他の理由として
「実は今日の待ち合わせは嘘で、僕をだまそうとしているのではないか。」と考えてしまう点がある。
もしそうだとすると、待っているときに周りの人が「あの人待ち合わせで嘘つかれたんだ」とばれてしまうかもしれないため、前もって「待ち合わせていませんよ」風を演ずるのだ。
このように、裸子植物か被子植物かと言われたら、確実に裸子植物であるだろう私とは違い、待ち合わせ場所直下であぐらをかけるタイプは、かっこいい人だ。
考えるに、やる気満々で、だまされているという憶測を払拭できる人材であろう。
これからも被子ってもらいたい。
待たなくてもよかったタイプは、時間を守っていこう。
今度誰かと待ち合わせする際は気にしてみるといい。
ちなみにその場合は、待ち合い人数が相手と自分の2人だけのほうがいいだろう。
そうじゃないと、「先にみんなで集まって、待ってるあいつを遠くから見てよーぜ!!。」とかなる。
もし、あなたが何も深読みせずに待ち合わせ場所に到着してしまったら、「うわー待ってるよあいつ。」「あいつ、普通の顔してるよ!!」とか言われてしまうだろう。
一方、あなたもそういう魂胆だったとしたら、待ち合わせを計画した全員が忠犬やモアイを凝視し続ける結果となるはずだ。
結果、かわいいドーナツ化現象となる。

「まちあい」への2件のフィードバック

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    その落とし方には感心した。
    >>「実は今日の待ち合わせは嘘で、僕をだまそうとしているのではないか。」と考えてしまう点がある。
    そういうことを考えていたのね。
    よし、今度実践してみよう。

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