フェアリーテイルその1

「パソコンのキーボードって、何でこんなに打ちにくい配置なんだろ?」
「日本人だからじゃね?」
「でも、アルファベット順ってわけでもないよ?」
「それな。何か昔、まだコンピュータの性能が低かった時代、わざと打ちにくいようなキー配置にして、人間の打ち込むスピードがコンピュータに勝らないようにしたっていううわさがあるぜ?」
「きみ、それ知ってて日本人どうこう言ったんだ・・・。」
「その配置が結局残ってしまったらしいんだ。」
「ところで今、パソコンって小型化されてるよね?。ノートパソコンとか。」
「何だ?。いきなり。」
「あれって、実はこれ以上小さくならないらしいよ?」
「何で?」
「コンピュータなわけだから、どうしても入力が必要だよね?。そうなると、キーボードの場合がほとんどだから、ボタンもそこそこの大きさじゃないとダメでしょ?。人間の指の大きさが律速になるんだよ。」
「ふーん。」
「モニタは角膜に直接投影とかでコンパクトに、記憶装置はどんどん小さくなるかもしれないけど、当分の間はキーボードのせいでこれ以上小さくならないんじゃないかな?」
「でも、脳に電極差すとかは無理だろうけど、音声入力の実用性を考えるだけでも小さくなりそうだけど?。家庭で使うような用途のパソコンだったら、十分だと思うけど。」
「そっかー。それじゃ大きさはさらに小さくできるね。」
「まぁね。でも、小さければいいってもんでもないぜ?。」
抑揚のないまま、10月18日へ続く。

「フェアリーテイルその1」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    このタイミングで「今どうやってんの?」的なコメント。

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