国際化の、雲の切れ目

「福生」はその名前と、米軍基地があることでそこそこ有名。
8月終わりごろに米軍基地ではフェスティバルが行われ、一般の人も基地内に入れるので結構込みます。
その日はフェスティバルの最終日。
残念なことに雨がぱらついていましたが、大盛況です。
この程度なら、最後に行われる花火は大丈夫でしょう。
ところで、会場では絶えず放送が流されています。
込んでいる上に夜。
迷子やら忘れ物やらがたくさん出るようなんです。
「迷子になったお子様が・・・」
「忘れ物は祭り終了後、福生警察署に・・・」
「ごみを置いていかないように・・・」
忙しそうです。
世の常として、こういうときに失敗は起こるもの。
このときも、マイクの消し忘れをやってくださいました。
A「福生警察署にて保管しております。」
・・・
B「今日って、雨降ってるけど、花火あんのかなぁ?。」
この放送が流れた時間では、会場の全ての人は花火を見に来ているわけで、ちょっと騒然となりました。雨が降っていたため、誰もが気になるところでもあったわけです。
A「でも、去年も雨降ってたけど、花火やったよ?。」
B「ほんと??。」
ここで気付いたのか、スピーカーからは何も聞こえなくなりました。
結局花火は行われるのかはわかりませんでしたが、些細な出来事ではありました。
けど、僕は思いました。
「放送の女の人、わかってないわ。」
「せっかく米軍基地なんだから普通、really??でしょ?。」

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