一艘多く飛んでいます。

「八艘飛び」で気になるのが「自分の乗っていた船も合わせたのか」という点だ。
僕は歴史に明るくなく、「はっそうとび」というものも女神転生というゲームの何作目かで登場したのが初見だ。
それ以来、ずいぶん「八艘飛び」のことなんて忘れていたけど、なんとなく「八艘って?」という疑問が生じ、特に何もせず現在に至る。
「8艘飛んだんだから、八艘なのだろう」
確かにそうだ。
しかし、以下どれも「8艘飛んだ」と言えないだろうか。
・八艘飛びに関わった船が計8艘あり、その一つに義経在住。一番はじっこの船まで逃げ飛んだ。
・関わった船が計9艘あり、その一つに義経在住。一番はじっこの船まで逃げ飛んだ。
・関わった船が計10艘あり、その一つに義経在住。一番はじっこの船まで逃げ飛んだ。
・関わった船が計8艘あり、その一つに義経在住。一番はじっこの船から海へダイブ。
あれ、なんでまた僕のパソコンは「はじっこ」が「恥じっこ」って出るかな・・・。
要は数え方で、その見事な跳躍の場面で船が8艘あったとしても「八艘飛び」と言って良さそうだし、飛び歩いてその終着が8艘目でも、8艘目をちゃんと飛び越えたというのもしかり。
ちゃんと文献を調べればわかるのだろうか。
なんとなく計10艘のやつは「九艘飛び」って言っても誰も文句ないんじゃないだろうか。
いや待てよ。
確か「八艘飛び」は義経が迫ってきた敵を回避するためにとった行動だったはず。
考えようによっては逃避であるわけで、「より遠くに逃げました」となってしまう「九艘飛び」は義経にとって是か非か。
もうこれだから歴史ってやつは!!。

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