なんて不吉な、数字だ4。

眠れなくて、目を覚ます。
ケータイを手に取ると4時44分。
不吉だ。
今日は4日で、やはり不吉。
ケータイを置こうとして、そこにはちょうどめがねも置いてあったようで、それもろとも床に落ちて大きな音を立てる。
早朝に大きな音を立ててはだめだ。
落ちる瞬間、ケータイへ「すまんお前もうすぐ落ちるぞ」と教えてあげられたなら、少しは心の準備ができただろうか、ケータイ。
眠れそうにないので机に向かう。
指先が痛い。
寝ている間に爪でも噛んでしまったのだろうか。
それともダークフォースみたいなものが指先から勝手に放電したのだろうか。
ふとんは紫色に染まっていない。
ベビーローションを手に取ると、必要以上にどばっと出る。
出過ぎたクリーム、あるいは歯磨き粉をうまく容器へ再注入することはできないのだろうか。
あれ、歯磨き粉って言い方古そうだ。粉のところが。
今のチューブのやつはなんて言うんだ。
話は全然違うけど、歯磨き粉をフリスクの容器にみっちり詰め込んでおいたら、「ウォータリングフリスク」として認識できなくはないんじゃないだろうか。
朝5時。
何か、運を使い果たしてしまったような。
叶わないものにここ数年の運をベットしてしまったのような。
なんだか、4時44分から不幸の連続である。
そしていま、朝5時。
5時に寝ていないってのも、どうも。
ということでまずは4を不吉なものではないという考え方にシフトする予定。
次回
「4」のイメージアップ戦略

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