おしるこ

小豆を水っぽく煮たものに、もちを入れた日本古来のスイーツ。
ひどく甘い。
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数少ないながらも、経験から言うと、どんなに高級な材料を使っていようが、「甘さひかえめ」と銘打っていようが、やたら甘いやつであり、基本ちびちび唾で薄めながら飲むものである。
また、たいがい入っている「もち」の役割が、その無味さで甘さを和らげるためでは、とすら感じる。
どうしてそんなに甘いのか。
しかし考えてみると、単なる小豆の水煮は、あまりおいしくない。
ならば甘いことにとやかく文句を言うこともあるまいか。
さて、甘いのはしょうがないとして、次に考えなくてはならないのが「もちは焼く?」的なことである。
個人的には、焼かれたもちの香ばしさはとても小豆と合うため、できれば焼かれていたい。
しかしもちを焼くのは、金網につくなど、めんどくさい特性を考慮すると避けたいことであり、その点わがままは言わない。
むしろ「もちはそのまま入れて煮て、半分溶けてるくらいがちょうどいいよね」くらい言う。
「もう、夜ご飯もおしるこでいいじゃん」くらい言う。
「水筒に入れてく」くらい言う。
弁当男子か。
甘い。
評価:★★★★★

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