睡眠薬

みんなもなんとなく感づいていると思うのですが、やはりコーヒーに睡眠薬を仕込むのは古いと思うのです。
ドラマ・小説では、幾度となく人は薬物を仕込んできた。
カプセルやら、フタの裏やら、虫歯の穴やら。
そんな中の睡眠薬コーヒーである。
「こいつには殺られてまう理由がある」
それなのに振舞われたコーヒーをぐびぐびしてしまう被害者もどうかと思う。
が、加害者の方だって「あははこいつコーヒー飲んだのに寝てやがるよ」というある種のカタルシスは得られるかもしれないが、まずは気づかれてしまうと考えた方がいいぞ、睡眠薬コーヒー。
本日、次世代犯罪を犯す。
?砂糖に見せかけての睡眠薬
ほぼコーヒーと同じという感じだが、趣向は違う。
砂糖は相手が自分の行為で入れるので、その分疑い度が下がるのではという寸法である。
例えばスティック状の紙袋に砕いた睡眠薬を入れる。
そこに、相手を睡眠させるのに十分な量が入れられるのであれば袋の残量分、砂糖を入れ、睡眠薬スティックの完成である。
あとはそれをコーヒーのあと、相手に渡せばいい。
「カロリーオフだよ」と。
一方、睡眠薬を袋に入れきれなかった場合も問題ない。
もうひとつ用意していた紙袋に仕込めばいいのだ。
あとはそれをコーヒーのあと、相手に渡せばいい。
「甘党だったよね」。
「これシュガーレスだよ」と。
?ハッピーターンの粉のついた指
ハッピーターンの甘い粉はみんな好きなのである。
そんな粉のついた指を放置しておけば、それは誰しも飛びつくのであって、そこに睡眠薬を仕込んでおけば、相手は夢のなかなのである。
さらにこの場合、ハッピーターンの粉は「ハッピーパウダー」と称されているらしく、なんとなくその面からも睡眠薬がぴったりである。
?だ液
大人である。
大人の時間である。
これの算段高すぎな点は、やはり「まさか自身が睡眠薬」とは誰も思わないところにある。
もちろん対象者への激しい怒りは隠し、それ相応の雰囲気作りから始めなくてはならないだろうが、その分効果絶大ではないだろうか。
しかしここで気になるのは「自分も眠気との戦い」であろうか。
何せ睡眠薬を口に含んでしまっているので、あれが何経由で効果を表すかはよく知らないが、それから逃れる術はおそらくないだろう。
だからこの方法を行うには、自分に言い聞かせる必要がある。
「これシュガーレスだよ」と。
まとめ
いかなる理由があろうとも、睡眠薬をどこかに仕込んじゃだめ。

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