大人の駄々

駄々。
こねていいのは、実は小麦粉でもハンバーグ生地でもない。
駄々のみである。
そんな駄々。
子供にだけこねさせていて良いわけがない。
大人の駄々。
それは子供のそれとは、少しやり方が違う。
「わーん!!。とりひき?、とりひき?!!」
これでは子供の駄々を大人がやっているだけである。
「わーん!!。取引?、取引?!!」
少し大人になりました。
でも、まだまだ。
まず、取引なのはわかるのだが、それをやりたいことが全面に出すぎである。
大人としてはまず、取引なのはやまやまだが、とにかく相手の立場になってみることが重要だ。
「この取引、そちら様にはこんなメリットがありますよ」だとか。
ちゃんとデメリット面も見せて、相手に誠意を見せたりするものいい。
「こういった点がリスクとしてありますけども」
一見わがままには見えないが、それは見えないようにしているだけで、これが大人の駄々である。
駄々ではあるが、大人であるため、子供の駄々に見られるような、後に問題が生じること(家でひねくれる)というのは少ない。
ということで、これから子供も大人を見習うように。
「このおもちゃ、ここの稼働部が壊れにくいのがいいんですよ」
「ちょっとお値段、張りますけどね」

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