のりつっこみ

「のりつっこみ」という言葉がずいぶんと一般的に使われている。
事実、これはもはやコミュニケーションのひとつとして会話の一部をなしているといっても過言ではない。
となると、我々が楽しみにしなければならないのは「次ののりつっこみ」のことである。
いつか現れる。
今日ののりつっこみと一線を画す、ひと味違ったのりつっこみが。
たとえばこんなのだ。
「のりつっこま」
別にことばあそびをしているのではない。
対象がまだ誕生していないことを考え、とりあえず名称だけでも、といった按配なのだ。
ということで、まだ見ぬ「のりつっこま」が我々を驚嘆させてくれる日も近い。
だがしかし、のりつっこみの次に現れてくるのは、これかもしれない。
「のりつっこむ」
別にことばあそびをしているのではない。
次世代ののりつっこみは複数存在しているだろうことを示したいのだ。
そしてそれは、明らかに内容が違う。
明らかに「のりつっこむ」は「のりつっこま」よりも猪突猛進な感じがする。
ここまでくれば、我々は何の罪悪感を抱くことなく、以下の存在を予見できる。
のりつっこめ
のりつっこも
それぞれが「のりつっこみ」の血を受け継ぐ精鋭であり、その点楽しみである。
だが、その楽しみは、長くは続かないに違いない。
そう遠くないころ、過去の遺物を排除するべく幾人もの「のりつっこまん」「のりつっこめん」が登場するだろうし、さらにその黒幕として「ノリツッコマンA」がいることは想像に難くなく、我々の新たなる楽しみを底なしにするのだろうから。

なんだ、もうあったのか。

世界中をツーリングしてきた俺にも、年齢という、どうにも追い越せない奴がやってきたようだ。
足に力が入らない。
スピードに恐怖を感じる。
座っているだけなのに、息があがる。
そんな俺を出迎えてくれたのは、どこか日本の田舎を思い出させる農村だった。
どこの馬の骨とも知れない俺を、その村はあたたかく迎えてくれた。
そしてそんなに経たないころ、ある娘と恋仲に落ち、自然のままに家族ができた。
俺は世界中をバイクでまわってきた。
そのことが、どれだけ魅力的で、そして俺をどれだけ強くしたか。
忘れることなんてできない。
少ししたら、また俺は旅を続けるだろう。
でもそのときまでは、この村で家族とともに過ごすってのも、悪いもんじゃないよな。
???世界ブルルン滞在記???

握手エクステンション

握手を拡張してみよう。
こうなる。
握手

ハグ
しかし、手というものについて着目すると、むしろこうなっていく。
握手

指相撲

腱鞘炎製造機

「もう、この手は永遠に離れないんだって」

きつね

クロスカウンター

会員のみ知る秘密の握手

「お前のこぶしが語っている」

ファイト一発

力石徹ばりの握手スルー
一方、その意味合いを拡張するとしたら、先ほどの流れから次のようになる。
握手

ハグ

あたまなで

キス

なめまわし

まじまじと観察

背骨折り

どんな書類にも、すぐサイン

ひゃくれつなめ

同居
握手の拡張先は「力石徹と同居」となりました。
わかりましたか?。

あだ名4

くそう。
こんなあだ名で今後3、4年やっていきたいぜ、のコーナー。
◆たふたふ
用法:
「たふたふのおなか、超気持ちいい」
由来として考えられるもの:
たふたふしている。
もちを食う姿に定評がある。
◆嘘と愛想笑いの店
用法:
「今日、嘘と愛想笑いの店んとこで集まろうぜ!!」
由来として考えられるもの:
信用されていない。
「俺のことは信用しないでくれ」と明言している。
AB型。
◆すべり台
用法:
「今日、またすべり台がテニスの練習してたよ」
由来として考えられるもの:
さむいギャグを言う。
鼻の下の溝が立派。
家の庭に小さいすべり台がある、のを見られた。
◆芸術的なスルーパス
用法:
「すまね芸スパ、宿題みせてくんね?」
由来として考えられるもの:
サッカーのことをよく知らない。
サッカーのことをとてもよく知っている。
◆こすとこ
用法:
「こすとこ、また先生に怒られてるよ」
由来として考えられるもの:
机の中に色んなものを入れている。
「○○がない」というとき、たいがいカバンからそれを出してくる。
気に入った人しか家に入れない 。

よくあるんだって。

昨日からの派生
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「本日は貫井と山本の試合です」
「見ものですね」
「素早さの貫井と抑え込みの山本ですから、どうなるかわかりません」
「ちなみに山本は、その「ときどき合体してしまう」体質によって柔道の道を絶たれておりましたが、昨年その体質を委員会に認めさせ、現在の強さを見せていることはご承知のことでしょう」
「さあ、試合が始まりました」
「さすが貫井ですね、相手を寄せ付けていません」
「しかしここで山本、貫井を捉えた!!」
「抑え込みに持ち込みたいところです」
「・・・あっと、ここで審判が割り込みます」
「あー、ちょっと合体しちゃってますね」
「あ、本当ですね、今取り外しにかかっております」
「さあ試合再開です」
「あ、貫井すぐに仕掛けましたね」
「相手を翻弄しています」
「早いですね」
「おっとここで山本が切り返した」
「・・・あ、また中断ですね。多いですね」
「あー、あのはだけたところが合体しちゃってますね」
「さあ気を取り直して、試合再開です」
「さあ、再開後、すぐに嫌がる貫井に山本が仕掛けた!!」
「と、あれもう合体してますね。貫井の胸の辺り」
「今日は多いですね、いったん試合が中断されます」
「今日3度目の試合再開で、と。ここで審判が、あ、両者に指導ですね」
「うーん。貫井のは微妙ですが、山本のは妙に腑に落ちますね」

白熱デモンストレーション

「さあ始まりました、因縁の対決、ドン嵐山 vs カペラ本庄の対決です」
「この二人の対決は前世から、とも言われているくらいですからね」
「あーっと、ここでドンのバックドロップが決まった!!」
「そしてそこから流れるように延髄キックだ!!」
「カペラ本庄、ピンチですね」
「しかしカペラもラリアットで応酬だ!!」
「そして・・・、あ、ついに出た伝家の宝刀、まんじ固めだ!!」
「これは入ってますね!!」
「ああ、抜け出せないドン!!。きつそうな顔だ!!」
「さあ、どうなるんでしょう」
「もう動けない!!、完全に技が決まっている!!。絡み付いている!!。ついに決着がつくのか!!」
「つらいドン!!、つらい!!」
「・・・あ、あーっと、ここでついに!!」
「ついに決まった!!」
「ついに、一人になりました!!」
「究極合体、やっとドンカペラ山本の入場ですね」

遠隔操作

例えば駐車場にて、自分の停車車両に隣接した停車車両の持ち主が帰ってきたとする。
そのとき、近頃の車であればリモコンで鍵を開けるはずだ。
そのとき、隠れていた僕もリモコン操作をしたら、どうなるか。
隣接車両の持ち主からしてみれば、自分のリモコン動作で、自分の車はともかく、なぜか隣の車両の鍵も開いたぞ!?、って感じになりそうだ。
その後も彼がリモコンを動作させるたびにこちらもそれに合わせて鍵を開閉させれば。
いやないたずらになりそうだ。
ターゲットはどのような動きをするだろう。
「うちのと隣の車、たまたまリモコンの電波が同じ種類なんだ!!・・・」
そんな風に思うだろう。
そして僕の予想では、リモコンの相手車両側を手もしくは体で遮りつつ自分の車の鍵を開閉させる行動を取る。
「あれー、遮ってもだめだよぅ・・・」
そんなことを言う。
そして何食わぬ顔で登場した僕に、こういうのだ。
「いやーすいません、なんだかおたくの鍵の電波とおんなじらしくて」
となれば、ここでネタばらしをしなくてはならないのが、こちら側の最低限のマナーだ。
ここで「いやー、うちの車、よくあるんですよ」とか広げてはだめだ。
永遠にネタばらしを行う機会を失うから。

おじゃまします

「うわあ!!。宇宙人が地球に来たぞ!!」
でも、この宇宙人となら仲良くできそうだ集。
・未知の素材でできた銀色のタイツを着ているが、首元にタグがついている
・ゆっくりと何かを話しながら、小首をかしげて顔をのぞき込んでくる
・くしゃみをする
・宇宙船外壁がガムテープで補修されている
・おなかがグーグー鳴っている
・はじめから手をすごく振って登場
・肩に水着の跡が見受けられる
・すぐ転ぶ
・宇宙人のそばに行くと、ドラクエのすれ違い通信が!!
・広島カープの野球帽をかぶっている
・宇宙船の出口からこちらをうかがって、なかなか出てこようとしない
・こちらの問いかけに、ゆっくりとうなずきながら回答する
・息で手を温めようとしている

7942の「測定」

紙ひこうきを折るとき、その先端をいくらか、内側に折りたたんだ。

10mm
寝ころがったとき、机の引き出しがいくらか開いているのを見つけ、しめる為に立ち上がった。

10mm
ごきぶりが現れたが、「おまえは見逃すから、すみやかに去れ」と見逃した。

5mm
しょうゆ入れが届かなかったので、向かいの席に座る者に依頼した。

80cm
「ちょっとこの人、近づきすぎだなぁ」

40cm
少し熱っぽいので、体温を測った。

37.5度
「このDVD、明らかに規格外でしょ」

40cm
2箇所、蚊に刺されたが、こんなに近距離ならひと手間でやれよと思った。

10mmのち融合

引っかき傷

先日、あるサファリパークに行ったのだが、そこには猫のあつまるコーナーがあって、嬉々として入場した。
しかしそこの猫はことごとく爪が鋭利で、しかもよく手を出す。
血まみれの手に、出口にあった消毒アルコールがやたらしみるのであった。
そういえば自分の体を見てみると、けっこう色んなところに猫の引っかき傷がある。
ずいぶん昔からあるものが多く、それはもう跡が消えることはないだろう。
左手首にある傷。
「ためらい傷だよ」って嘘を言ったっけ。
左ひじにある傷。
「これで甲子園を諦めたんだ」って嘘を言ったっけ。
右内ももにある傷。
見せる相手がいないんだっけ。