kindleの漫画ランキングに九井諒子の「ダンジョン飯」がランクインしている。
この人の漫画は結構前からあるが面白く、僕の中では数少ない「何か発表したら気にする」人である。
ちなみに僕は、美味しいものは後にとっておくタイプなので、買うかどうかというと買わない。
「いつか買うたろ」と日々を生きる、結構損するタイプの人間である。
さて、この漫画を読むと、必ず「エルミナージュ」がやりたくなること。
疑問の余地は無い。
エルミナージュはダンジョン、いわば迷路を一生懸命進んで、出てくる敵を倒しながら、しかし死んだり荷物がいっぱいになったら街に帰って準備を整えて。
ちょこちょこ開拓することを楽しみ、いたって条理なアクシデントをこなす、それを繰り返すゲームである。
さっそく、以前買ったが時間がなくてやっていない3DSのゴシックというやつを引っ張り出してやってみた。
すぐ死ぬのは、発売当時と変わらない。
むしろ前やっていた時のセーブデータは、6人中4人が死亡していた。
すまない、1年くらい死亡で。
かわいそうなのでこのデータで続けよう。
どうにかして街に戻ろうとうろうろしたとき、あることに気づいた。
3DSの「Rボタン」が押しても効かないのである。
確か「エルミナージュ」では「Rボタン」は右に進むボタンで、ユーザがどの方向を向いていても、いわゆる「カニ歩き」のような感じで横に歩くはずなのだ。
しかし動かない。
左へのカニ歩きはできているので、何か設定がおかしいのではなさそうだ。
何回も押していると、びくんと右にカニ歩きすることもあるが、それも何回か繰り返しているうちになくなってしまった。
3DSが壊れてしまった。
この3DSは発売当時に買ったもの。
今では新しいものがあったり、画面の大きい3DSが出ているが、なんとなく買い直すことはしていなかった。
愛着があるのだ。
ということで、僕が今度モンハンをやるときは、レッキングボールを食らったような挙動を示すはずである。
投稿者: nimbus7942
不快色と刹那
歩道の草むらにスズメガの幼虫がいた。
たくさんいた。
イネ科らしきその植物の葉が、ぴょーんと歩道にはみ出ていて、そこに「たいがい」いた。
僕は結構幼虫には詳しくて、しかし触れないのだが、一目で「スズメガの終齢幼虫だと思った。
スズメガの幼虫特有の「しっぽみたいなもの」が見えた。
そして大きい。
大人の人差し指くらい。
ほら、この表現だけで自分の手が気持ち悪く感じる。
もう、滅入るほどでかかった。
そして色。
黒と黄色の何とも言えない配色。
いわゆる「警戒色」だろう。
確かに「黒と黄色」のコンビネーションはリゲイン効果だけでなく、工事中を示す標識や立ち入り禁止テープ、踏切バーなどの「警告」を示すものとして知られている。
たぶんこれらは今日見たスズメガから拝借したものなのだろう。
それにしても歩道。
少し足を踏み外せば入ってしまう草むらにその配色の幼虫が、指くらいの幼虫がいるのである。
不快である。
何かの本で、ゴキブリは害虫であるという記載があった。
その理由は「不快」。
カメムシが果樹園にダメージを与える害虫であるように、イナゴが稲を食い荒らす害虫であるように、ゴキブリは不快な害虫である。
もちろん、ゴキブリが不潔な場所から出てきて、遅く帰ってくるお父さんの夕食にたかるとき、不快もさることながら有害な細菌を付着させるかも、という点で不快という理由以上の勲章を得た害虫に昇格できる。
しかしただ「不快」という理由で害虫というのもなあ、という気がしたのだ、その本を読んだときは。
しかし、あえて僕はスズメガの幼虫を「不快」と表現した。
スズメガの成虫、すなわち蛾なわけだが、これは実は、結構かわいい。
すずめの名を持っているくらい、大きいのだが、普通の蛾のようないやらしいぺらぺら感はなく、ぽっちゃり。
いきなり服に留まってきたりするとさすがにビビるが、遠目で見る分には「ふかふかしていてかわいい」のである。
しかし幼虫は「不快」。
それは、たくさんいたことでも配色でも大きさでもなく、 僕がなぜか「何かの拍子で靴の中に幼虫が飛び込んできたらどうしよう」とふと思ってしまったからだ。
一回思ってしまったらもうだめだった。
一体どんな「拍子」が発生すれば、スズメガの幼虫が靴の中に入るのか。
幼虫というものはそんなにアクティブじゃない。
その「拍子」、おそらく一生涯ない。
でも思ってしまった。
思ってしまったら、夕方の歩道を歩いているのが怖くなってしまった。
こうして僕は、スズメガの幼虫がついている手を羽に変え、歩くのが怖くなったので徒歩を捨て、空を飛ぶようになったのです。
近況
超絶カブトムシのメス探し中。
猫生き
もううんざりするほど、犬派猫派の話は多い。
その多さは、単に当たり障りのない話題として、幼少から触れられる人間以外の生物としての汎用性と、重宝さに比例しているのだろうか。
この間、久しぶりに「犬死」という言葉を聞き、まあ普通に逆はと考え、タイトルの通りとなった。
本日のタイトルは、なんのひねりもよどみも迷いもない、清流のような3文字である。
それにしても犬死。
犬はあまり昔から愛されていなかったのか。
そして猫は愛されていたのか。
それとも猫はそもそも相手にされていなかったのか。
ただ、僕が「犬死」という言葉を聞いて思ったのはむしろ以下だ。
犬と同じ読み方ができる、「去ぬ」という言葉がある。
これで「いぬ」と読めるのだ。
「去ぬ」の意味は「去る」なので、「いぬじに」というのはただ「去って死にゆく」というようにも、とらえることができる。
どうだろう。
少しだけ犬の尊厳を挽回できただろうか。
走攻守
クイズゲームをしていたらこんな問題が出た。
「一般的に紹興酒といえば、何のスポーツか」
何を言っているんだスポーツじゃなくて癖の強い酒じゃないか。
ごめん間違えた。
「一般的に走攻守といえば、何のスポーツか」
答えは「野球」だった。
しかし考えてみると、大概のスポーツには少なからず「走攻守」の要素があって、それは野球に限定されたものではないのではないか。
そんな気がしてきた。
例えばフィギュアスケート。
なぜ「サッカー」「バレーボール」など、わかりやすい例を上げないのかは自分でも不思議なのだが、とにかく「フィギュアスケート」。
「走攻守」の「走」に相当するのは、滑っているさまと考えれば演技全般ととらえることができる。
「攻」はブレードのことで、匠の鍛錬した刃はすべてを切り裂く。
そして「守」は、日々の生活の中で得る素晴らしい仲間や家族を思う気持ちである。
よかった、そろってる。
もの言う器官
なんか「漫画の吹き出しを、股間がしゃべっているようにしてみる」のが面白いんじゃないかと思った。
「股間は第二の脳」と言うし。
びっくり
もう3年前くらいの、ビックリマンがいつも机の上に置いてある。
これは、僕にしか見えない女の子が命日である2月14日を毎日勘違いし、そっと明け方置いているわけではなく、そしてすさまじいゴミ屋敷、というわけでもない。
なんでも鑑定団に出すため温めているわけでもなく、机上がロッテでもない。
ただ前にもらったもので、もらったからなんとなく捨てられず、そして興味もなく。
古いから片付け中に「食べちゃえ」と思うこともなく。
そのような、誰しにも存在しそうな生活のニッチに、この「ビックリマン 漢熟覇王」はある。
今、初めていや2回目だろうが手に取ってみたら「漢字の画数で勝負!」みたいなコピーが書いてある。
最近のビックリマンは迷子のよう。
まず「ビックリマン」の中に漢字がない。
そういうことじゃないか。
ビックリマンについて最近思うことは、やはり「昔は30円くらいだったのに、なんか高い」という点だろう。
一体、何人のおやじが「最近のビックリマンは高くてびっくり」と発したか。
これは、社会的な制裁必至の事例であるから、即刻ビックリマン氏にはロッテに、このチョコレート菓子の値段を下げるよう、働きかけてもらいたい。
ちなみにこの、3年前のビックリマン。
パッケージに「第二巻」とある。
続きものだ。
怠慢だぞ、ビックリマン氏。
上書きseven
怖い映画や漫画でも知られる「七つの大罪」。
カトリックにおいて、人間の罪の源とされた感情である。
先生
おこりんぼ
くしゃみ
ねぼすけ
てれすけ
ごきげん
おとぼけ
これが俺の力だ!!
1万1匹目の粘菌
【昨日までのあらすじ】
ドラゴンクエスト序盤でスライムが1万匹くらい、一斉にあらわれてくれたらギラで一掃できるのに。
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スライム1万匹目の名称を考えてみると、まずはおなじみの「スライムA〜」はなかなか難しそうだ。
アルファベットはもちろんの事、世界中の文字を合わせても1万に到達するのか、わからない。
さらに、知らない文字を付ける事で、「どのスライムをターゲットにしていたか」も分かりずらそう。
例えば、スライム5000匹目が、くさび形文字で「小物入れ」を表す文字「#(小物入れ)」だったとしよう。
このとき、どうせどこかのスライムには「#(シャープ)」が名付けられているだろうから、もうその差がほとんど分からない。
「さっきスライム#(シャープ)には戦士が攻撃したから、瀕死のはずだ」
「しかしとどめを刺したいが、こっちにいるスライム#とあっちのスライム#の区別がつかない」
「あっ、あっちにスライム丼が!!」
勇者の苦悩は計り知れない。
もちろん「スライム1〜スライム10000」と、アラビア数字で表現する方法が一番実現性が高そうであるが、これは何かタウリン1000mgを彷彿とさせ、僕はあまり好きではない。
やはり、ここはあまりなじみのない、第4水準漢字やそれに相当する様々な国のゆるい文字、象形文字、幼児のらくがきなど、かなり広範囲の文字を総動員する必要があるだろう。
となると、スライムが1万匹いっぺんにあらわれるドラゴンクエストは、環境依存の文字が非常の多く実装される事になる。
そして上記のセンテンスは、その字面だけを見るとスライムが環境指標生物(その生物の生息が、その環境を特定する。そんな環境の指標となるような生物のこと、のはず)として有用である事を示している。
「そんな馬鹿な」という向きもいるだろうが、よく考えてみてほしい。
あの水滴のようなスライムは唯一、ドラゴンクエスト環境でしか認められていないのである。
1万匹目の粘菌
みんなが一度は思うことは「ギラを覚えたから、スライムが1万匹くらい一斉にあらわれてくれないか」という、それはドラゴンクエストの話である。
「スライム」はドラゴンクエストの中でもたいがい最弱の部類に入るモンスターで、プレイヤーが強くなるための数値「経験値」すこぶる少ない。
一方、「ギラ」は複数の敵(グループ)をいっぺんに攻撃できる序盤に手に入れられる呪文として知られる。
「スライム1万匹ギラ一掃の夢」というのは、要は「どんなに敵があらわれても、一度で倒せる分には問題ない。故に弱い敵がすごくたくさん出てくれば、最初から強くなる事ができる」というものである。
ここには他に、「スライム数え直し問題(スライムが5匹出ても、なぜか3匹と2匹と言うように、別グループに数えられてしまうことがある)」や、「先制問題(スライム3000/10000匹の割合でも先制されると、ギラを唱える前にプライヤーが倒されてしまう)」が存在するが、何よりも心配なのは「スライムA〜?問題」だろう。
ドラゴンクエストでは、複数のモンスターをちゃんと個別に整理していて、例えば「スライム5匹」は以下のように整理、ちゃんと個性が尊重される。
Aを攻撃していたが、いつの間にかBになっていた、なんてことは発生しない。
【スライム5匹】
スライムA・・・1匹目
スライムB
スライムC
スライムD
スライムE・・・5匹目
ところで、スライムが1万匹ともなると、なんと名付ければ良いのか、わからないのである。
【スライム5匹】
スライムB・・・1輪目
スライムE
スライムA
スライムC
スライムH・・・5輪目
ごめん今の全然関係ないが、時事ネタはあまり好きではないことだけ、明記しておく。
ともかく、スライム1万匹目の呼び方である。
キーボードの電池がないので、あすううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう