トロピカル

あるスポーツ関連のサプリメント。
トロピカルフルーツ味である。
なぜそうしたのか。
なぜトロピカルフルーツを目指したのだろうか。
開発室にて。
栄養価の高い、シャネルの財布に使われる皮。
血糖値を速やかに上昇させる、ケアルの書。
筋肉疲労に効果的な、きくらげエキス。
混ぜてみたら、なんだ。
研究員「あれこれ、トロピカルフルーツじゃね?」
原料は定かではないが、とにかくこういう素敵なことがおきたのだろう。
確かな舌を持つ研究員に感謝である。
で、そもそもトロピカルフルーツって、なんだろう。
なんだ、トロピカルって。
花とドムくらいしか、聞かないぞ。
そのフルーツとは。
ちょっと、「これからはハワイだよ、ハワイ。空気缶詰作ろうぜ。」みたいな、セピア色日本風なネーミング。
和名?。
調べてみると、パパイヤやマンゴーとかの、南国気のある果実の総称であるようす。
ある特定のフルーツを指した言葉ではないっぽい。
となると、上記のサプリメントの「トロピカルフルーツ」ってのは、何をもってトロピカルフルーツを名乗っているのか。
「トロピカルフルーツ」がない以上、どうやら南国系フルーツに共通して含有される物質が添加され、それによって風味が出るのではないかと推測される。
あると言えばありそうだ。
南国系のフルーツ特有の風味というか、甘みというか。
この成分(トロピカリンと呼びたい)が、このサプリメントには入っているのである。
だからトロピカルフルーツの味がする。
僕の推理では、この成分を含む原料は、シャネルがあやしい。

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