俺たちに他意はない

昨日、掲題の演劇を見に行ったことを書いた。
とてもおもろかったのだが、さきほど、演劇の最中にひとつ気になるキーワードが出てきていたのを思い出した。
「ブッシュマスター」
どうだろう。
だいたい2割の人はコイサンマン的なものを感じるのではないだろうか。
そして1割の人は毒ヘビという正答を思い、7割の人は興味を持たない。
劇ではこのブッシュマスターの毒を使って、川のさかなを獲るシーンを描いていた。ごめんここうそ。
ブッシュマスターの毒が登場し、人に注射したり、血清がどうこう言っていた。
僕は劇中、なんでブッシュマスターの毒が出てきたのか、気になってしょうがなかった。
劇の内容からすると、そこで使われる毒は特別ブッシュマスターのものでなくてもよさそうだった。
なぜ、なぜブッシュマスターなんだ・・・。
ちょっと名前カッコよすぎるだろ・・・。
それとも公演日別に「今日はブッシュマスターの毒で」「今日はアマガサヘビね」とか、変えていたんだろうか。
・・・なんや。
毒の強さ、攻撃性はさておき、ブッシュマスターの名前のカッコよさに比べて、なんや、アマガサヘビ。
まぁいい。
こんなように、日ごとに変えるくらいだったら、もはやヘビ毒にこだわる必要も無い。
「今日はヒョウモンダコ」「明日はボツリヌス」「最終日は三太夫」なのか。
「明日は生肉を食わせる」「醤油をじょうごで・・・」「石鹸をバターと偽って・・・」
・・・血清がどこかに行ってしまった。生肉の血清は難解だ。
まぁ、こう書いていてわかるのは、それほど毒に執着するこたないじゃないか、ブッシュマスターを選んだ役者さんや、今回の僕、ということだ。
ということで「俺たちに他意はない」。
ブッシュマスターの件では、相応に他意があったようである。

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