後方確認

前方を走る自転車が、後ろを確認もせずに道路を横断する。
この場合、自転車の運転手は確実に
・自動車の免許を持っていない
・後ろから自動車などが来ないことに、絶対の自信がある
・自動車の免許はあるが、シールをはがす時くらいしか使用しない
・やや音速
のどれかであると言える。
まとめると、自動車のことをあまり深く考えていない方が多い。
「車の運転手だって、歩行者の動きくらい、予想しながら運転しているんでしょ? 。」
これは交通安全上、非常に重大な問題である。
なぜならば、「道路を渡る」という行動に対して、彼らと自動車の運転手とのあいだに差異が生じるから。
自動車を運転中、後ろを確認せずに車線変更できる運転手は、いない。
このように書くと「できるよー!!」という人も現れそうだが、そんなことを言っては僕だって
チャーシューメンを注文して、チャーシューを残すことができるし
床屋さんで「耳にかかるくらいまで、髪を伸ばしてください。」と言うことができる。
ここで言いたいのは、後ろを確認せずに車線変更するのは、運転手にとってデメリットばかりであり、
それをする人はちょっと変でしょ?、ということである。
だから、自動車を運転するものにとって、後方を確認せずに道路を横断するという行動は、かなり予想外と言っていい。
もちろん「予想外」とは言っても、経験上、ありえることであることは自動車運転手も心得ており、予想しているだろう。
しかし運転手は、たいがいが人であるがゆえ、予想には限界がある。
前方にいる対象者が一度でも後方を確認する動作を行えば、「こいつ、渡ろうとしてる!!」が予想ランク上位に食い込み、より慎重なドライビングとなるのだが。
ところが今件では、「前方を歩く人」は後方を一度も確認しない。
彼は「後ろに車いても、俺が渡ろうとしているんだから、どうにかするよな。」という考え。
一方、自動車の運転手は「まぁ、渡らないだろうけど、一応気にしとくか」という考え。
・・・事故フラグ1がONになりました。
次回
自動車の運転手がいつも予想している!!
前方の人がどのような挙動を示すか予想ベスト10

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