つもり。

映画「パプリカ」のオープニングで流れる曲(媒介野という、「野」の持ち味を生かした曲名)がいたく気に入った、のに気付いたのが2時過ぎ。
もう近所のツタヤが閉まっている時間だ。
ところが僕は、映画を見る前にサウンドトラックを借りていたらしく、PCに曲が入っていて狂喜竜虎乱舞してしまった。
このように、僕は見ていない映画のサウンドトラックを借りたり、持っていないゲームの攻略本を買うのが好きだ。
曲だけを聴いて映画の流れやシーンを想像するのは案外楽しいし、攻略本だけでなんとなくゲームをした気にもなれるというものだ。
それでいて、実際に映画やゲームに触れたときに「このシーンであの曲流れるんだ?」や「やっぱり町外れのほら穴から入れるんだ?」などの、別の感動を味わえる。
ただ、あんまり知らないような映画のサウンドトラックは、あまりに聞いてても分からないので、だめだ。
TVのBGMでときどき流れる、くらいのものがいい。
もちろん超有名でもOKだ。
その点では、ジブリ系はかなり使用されているよう。
ジブリ系は映画館では見ないということが、僕のポリシーかつマニフェストに挙げられているのだが、サウンドトラックはいち早く借りる。
※もちろん、買わないのは僕のポリシーかつマニフェストに挙げられているのだ。
映画では聞くことのできない、歌詞つきの曲なんかがあるので、TVで曲が流れたときに歌うと「こいつ何言ってんだ」感が広がる。
それでいて映像もあとあと楽しめるので、大変よいのだ。
攻略本に関しては、詳細なデータが掲載されてれば、ほぼ図鑑と同じ楽しみ方ができる。
「生息地 本州、四国」という情報と「HP120 火に弱い」という情報が等価なのだ。
「この虫、うちの近くにもいるかも」と「じゃあ、火属性の武器が効くんだな」と思うのも同じ。
ただ、虫は現実世界にいるが、HPが120で火に弱いヤツは、ちょっと現実世界で探すのは難しい。
僕の場合、ゲームすらやらない可能性があるので、現実世界でも、ゲームでも出会わないだろう。
そんな、必要性皆無の情報が載っている点こそ、持っていないゲームの攻略本のいいところだ。
ところでいきなりだが、気になってきた。
永遠に出会わないかもしれないやつが。
明日
HP120で火に弱いヤツについて考える。
お楽しみに。

「つもり。」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    我輩もプレイしていないゲームのサントラを沢山持っているであります。
    音楽が聴ければ基本的に満足でござるよ。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    何でか僕も、ゲームのサントラなんだよな。
    曲、短いけど。

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