うちのはね、もう20年も継ぎ足し継ぎ足しでやっているから。
コクが違うと思うよ。
っていうバーニャカウダーがおいしいお店が阿佐ヶ谷にある。
うそなわけだが、あの料理はそういったことでうまみが増すものなのだろうか。
ニンニクが苦手なので、あまりあのタレを味わったことがないので、なんでこの話題にしたのか、後悔がはなはだしい。
ちなみに気を付けたいのは、冒頭のセリフが「バーニャカウダーのたれ」のこと、と指定しているのではない可能性があるところで、それはもう端的に言うと「毎回、前の人の食べ残しのパプリカの切れ端が付いてくる」ということで、ちょっとあれだね。
食材を捨てる量が多いという不名誉な事実が日本にはあるわけだが、ちょっといやだ。
ということで、ここはひとつその余ってしまったパプリカは煮詰めてタレのほうへ転生させればいいんじゃないか。
それなら「継ぎ足し継ぎ足しで」ってのはあまり間違ったことじゃないし。