【なんとなく意味ありそうな1文で、テキトーな文章を締めてみるコーナー】
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もうさ、その夢で食べたスルメが、本当においしかったの。
夢だから場所とかわかんないんだけど、やっぱり海の近くみたいで、潮の香りがしていて。
小さい商店みたいなところで、お店の人はいないんだけど、そこにそのスルメがあったの。
小さいんだよ?。
見てくれは小さいんだけど、とにかく味が濃いの。
あんなスルメは食べたことがないねえ。
どんな種類かもわからないし、作り方もわからない。
まあ、スルメだから干せばいいんだろうけど、なんか難しいよね、スルメって。
いや、なんでかというと、あいつってイカを干して完成、みたいなところ、あるじゃない?。
その、おいしいってのが普通、海産物なら「新鮮さ」がその要素のひとつにあるじゃない?。
スルメって干してるから、なんかおいしさの要素に「新鮮さ」がないと思うのよね。
「新鮮なスルメ」って、聞かないじゃない?。
そんな、他の海産物と比べて「おいしさの要素」の一つがないスルメが、すごいおいしいんだもの、夢で。
すごいことよね。
それまで、スルメってそれほどでもなかったけど、あの夢のスルメのおかげで、最近スルメに目覚めたわ。
逆に言うと、興味なかったり、逆に魅かれるような未知の食べ物については、私はより期待しちゃうようになったと思うわ。
あれ、ベネディクトエッグね。
まだ食べたことないんだけど、あれも見た目は最高よね。
あれは、くだんのスルメの件があるから、期待しちゃうわ、ほんと。
夢でない分、その期待は是か非かの結果に変わるんだけどね。
え、エッグベネディクト?。
「ベネディクトエッグ」じゃないの?。
ふーん、そうなんだ。
なんか、私は「ベネディクトエッグ」よりも「エッグベネディクト」のほうがいいな。
だって、「エピオンガンダム」よりは「ガンダムエピオン」だし、「ビッグボディキン肉マン」よりは「キン肉マンビッグボディ」だもの。
でもさ、仕事で「管轄外だから、これ以上はやらない」なんて決め事しているやつができるのは、「これ未満」のことだけなんだよね。