【なんとなく意味ありそうな1文で、テキトーな文章を締めてみるコーナー】
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僕が経験した、一番大きな怪我は頭をうったやつなんだよ。
ほら、昔は結構危険な遊具が公園にあったりしたでしょ?。
高さがあったり、指をはさんだり。
よく遊んでいたのが、10、いや15mくらいの柱が立っていて、その先端からロープが垂れているやつ。
柱の近くに1、いや3mくらいの土手があって、垂れているロープを持って登る。
そしてそこから柱を回るように蹴りだすんだ。
柱を中心にくるりと回る事ができて、楽しかったよ。
でも、蹴りだす力が弱いと、回り切る前に自身が柱にぶつかっちゃうんだ。
経験が必要だったんだよ、その遊びは。
僕の怪我って言うのも、柱に頭をぶつけたときのものなんだ。
ほら、ここちょっと触ってみ。
いやいいから、ほらここ。
ちょっとがたがたってなってんでしょ。
それ、それだよ。
ずいぶんと血が出て、救急車で運ばれたんだ。
一時、命の危険があったっていうくらいなんだから。
あそこまでの怪我は、その柱周辺では僕が一番だったんじゃないかな。
結局、その遊具はそうやって頭をうつ子供が多かったから「あたまブレイカー」って呼ばれちゃって、最後にはロープの垂れている方が柱に付けられちゃって。
そびえ立つ柱に、稼働性のないロープが付属されいてるという、よくわからないものになっちゃったんだ。
え?。
「あたまブレイカー」っておもしろい?。
いやそれ、いま僕が考えたことなんだよ。
おもしろいでしょ?。
そんな僕はよく「ムードブレイカー」なんてよく言われるんだけどねうひゃひゃ。
まあ、星がなくなったことを星空の下で知るのは、ほんとうよりすこし遅いってことだよ。