とぐろ巻いて眠れぬ夜なんて

以前も書いたのだが、最近夜中に目覚めることが多い。
よく眠れるからと稲川淳二の怖い話みたいなものをよく見ているから、その分何か起きちゃうんじゃないかとそのとき不安になるが、特に何もないので大丈夫。
まあその信憑性はともかく、本気で来られるのは、困るのである。
ところで知っているだろうか。
レンタルビデオ店での稲川淳二は、もはやホラー枠において、ひとカテゴリを形成している存在なのである。
要は「SF系、実録系、稲川淳二系」などとなっており、区画が淳二に割り当てられている。
すごいことではないだろうか。
すごいことと言えば、僕はすごく地図が読めない。
すごい展開で申し訳ないのだが、とにかく読めない。
建物から出てきたとき、どちらから来たのかが、わからない。
地図をどう持てばナビゲートできるのかが、わからない。
「地図をいろんな風に持ってうろたえるお前は、さながらDJである」
午前5時。
みんなが地図を持って、今日が始まるはずだ。

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