珈琲十連・十連終夜

今でこそアレだが、ユニコーンファンである人間からすると、釣り番組でナレーターが奥田民義というのは、ちょっとあんまりな気持ちにさせることだったのだ。
あんまり歌を出さないと思っていたら、こんなところに出ていたのか。
釣り番組を契機に復活するのではないか。
そういったことを思い出させ興奮するが、すぐに民義(以下呼び捨てしてごめんなさい)であることに気づく。
民義も因果な名を持ったものだ。
ところで突然だが「褐色の恋人」というのをご存知だろうか。
スジャータのコーヒー用クリームのコピーであり、なんとも因果な名だ。
ポイントは、やはり「褐色」である。
確かにコーヒーは褐色、なんだろう。
しかしコーヒークリームが「褐色の恋人」とはどうだ。
1.褐色がコーヒーのことで、その恋人としてクリーム
→コーヒーを褐色呼ばわりである。
2.褐色の恋人がコーヒーのことで、その相手がクリーム
→クリーム主体のとらえ方である。
3.人種差別
→どうしてもそういった忌むべき問題を思い出させてしまう
良くないよね。
うちでは、猫にこのコーヒー用クリームを与えていたことがあり、その点では「2」は問題として意識しづらい。
しかし普通に考えてみれば、コーヒーを褐色と言ってみることでそれは漠然としたものになってしまうし、クリーム無しコーヒーはあるがコーヒー無しクリームは需要がないし、差別は良くない。
スジャータはこの点を考慮し、例えばクリームの色を設定した「白の恋人」などというコピーに修正、某商品とは関係のないことを明記してもらいたい。
ただ、コーヒーを褐色の恋人とし、その相手は人間であり、クリームについてはそれを仲介するくらいのものです、と言った世界をこのコピーで表そうとしているのなら、大いに結構なのでOKとする。
とにかく、コーンスープについては、今後も引き続きおいしく作ってもらいたい。
以上。
と、そうこう書いているうちに、コーヒー関連の話10話は、本日の10連コンボ完成をもって終了。
よくもでっちあげたものだ。
そして当分、コーヒーについては書かないだろう。
正直ぱっつんぱっつんで、コーヒー以外の派生ができないのが大変だった。
そして今思うと、この10夜をコーヒーを飲みながら書かなかったことに、くいが残る。
そうしていれば、内容も詰むことなく、もっと面白いことが書けたような気がするな。
確か、奥田民生が「コーヒー」という歌を出しているのだ。
♪ コーヒーで 一息入れろと 言ってる
なるほど。

「珈琲十連・十連終夜」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    おもしろかったですよ。
    「コーヒー飲み去りハードボイルド」と「おっちゃん、コーヒー!ぷはぁー」とか色々ありましたが。
    今度はまたコーンスープがなぜ好きかの考察をお願いします。ププッ。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    暑いせいもあり、ずいぶんだれてしましました。
    コーンスープはおいしいですが、正直夏はつらいですね。

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