先日まで精神年齢について記していたが、そのあいだに気付いたことがある。
「精神年齢は実年齢と大きく違わなくてはならない」だ。
考えてみよう。
コンパ。
25歳のあなたに対して、同性の友達が「お前、精神年齢30歳だよー」と言った。
このとき、あなたはどうすればいいだろう。
安全なのは、「それじゃ、実年齢とほとんど変わんねーじゃん」とおどけた態度をとることだろうか。
というか、思いつくのがそれしかない。
あとは全然違う話(最近、突然ほくろができた、など)をするしかない。
僕は思う。
この同性の友達は、完全にあなたをその場から滅殺しようとしている。
どうしようもないことに、巻き込んでしまおうとしている。
恐ろしく敵対心を持っているような気がする。
一方、友達が「お前、精神年齢が80越えてるよ」と言ってくれたなら、その人は良い友達だ。
素晴らしく美しい放物線を描くトスを上げてくれている。
あなたはただ、80超え話(物忘れ系からの派生がデフォ)を異性に披露するだけでよいのだ。
以上の例でポイントなのが、精神年齢と実年齢の差である。
その差が少なければ、年齢相応の精神、ということで、精神年齢の考え自体が虚ろになる。
一方、その差があればあるほど、実年齢に対しての精神年齢というものが必要になってくるだろう。
ということで以上、「精神年齢は実年齢と大きく違わなくてはならない」でした。