虫食いりんご

何かの格言的な、何か。
「虫のかじった跡のあるりんごは、見た目が悪い。でも、虫が食べてしまうくらい、おいしいりんごなのです。」
ここで重要なのは、虫の味覚である。
「たで食う虫もすきずき」ということわざもあるわけで、やつらの味覚は、アヤシイ。
ただ、それは人間中心に考えている場合であって、我々がアヤシイと思っている食物を、彼らはおいしくいただいているに違いない。
ところで、彼らの「くち」は、その種類によってずいぶん変わる。
チョウチョはストローのような口だし、カブトムシはブラシのようだ。
バッチリ食物を噛み砕くヤツもいれば、口のないやつもいる。
だから「ある虫は、ある特定の食物しか食べられない」ということが起こる。
チョウチョは液状の蜜。カブトムシも、そのブラシでこそぎおとせるものしかダメだ。
…虫よ。
咀嚼の方向でまとめておけば、よかったのにー。
咀嚼の方向で。
そんなこんなで次回。
チョウチョ、蜜に飽きるの巻。

「虫食いりんご」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    先生、口のない虫はどこから食べてるんですか?
    次回のお知らせが「さ~て、来週のサザエさんは」みたいでいいですな。ワクワクします。

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >>先生、口のない虫はどこから食べてるんですか
    確かカイコの成虫は、口が退化して、使えないとかだった気がします。
    よって食えないので、幼虫期の体力とガッツで、がんばるようです。
    >>次回のお知らせが~ワクワクします。
    次回の内容を知っている分、つらいです・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です