些末なことなのだが、あまり「ピリ辛コロッケ」というものは聞かないな、とメモを取っていた。
なぜなのだろうか「ピリ辛」と「コロッケ」は双方人気が高いものと思われ、かつそれほど手間がかからずに用意できる。
したがって、合わせたものが試みられてもいいじゃないか、あるいは合わせてみたらとんでもなくまずくなった、とかなのだろうか。
ところで、それはもうどうでもよく、今は「ピリ辛」の「ピリ」は一体何なのだろうか、ということである。
おそらく辛さを表した擬態語である「ピリピリ」が由来なのだろうが、それが半分になって、擬態元?に引っ付く。このとき、国語的に「ピリ」は何なのか。
ピリ→国語変換→○○詞
と、ちゃんと「なんとか詞」に収まるのだろうか。また、そうなると次に気になるのが「算数変換」であって、
ピリ→算数変換→千分の一を表す
と、そりゃあミリだよと言いたくなるが「ピリメートル」というのはちょっとかわいい。こうなってくると今度は「社会変換」となり、
ピリ→社会変換→銅の採掘量世界一
と、チリと間違っているよとなりそうだが、知られたチリソースのことを考えると「チリ」で「ピリ」となったりするのでそう相性が悪いわけでもなく、間違うくらいには似ているこれらも収斂進化と言えるのかしら、と風呂上りにコーラを飲む。