メモ帳に「100m自由形陸上」とあった。
さぞメモしたときは面白かったのだろうが、今やその残り香もなく、にんまりするための筋肉は硬直し、言霊は遊びに行ってしまった。
今僕が思うことは、何かの漫画かエッセイかで「全力で走るよりも、踊りながら走ったほうが速い」人の話だ。
「自由形」という夢あり、かつ懐の深そうなキーワードのおかげで、ほんの少しだけ「踊りながら走ったほうが速い」パターンも人によってはあるかも、と、まあ思わないのだが。
そういえば、水泳の自由形は、みんなクロールだ。
自由なんだからフィンくらいつけてもいいのではないか。
外科的なもので鼻の高さを25mくらいにしてもいいのではないか。
なんか昔似たことを書いた気がするのでもうやめるが、こうも自由というものは人の手にあまるものなのである。