メダカを飼っているのだが、増えてきた。
最初のころは、卵を見つけると親に食べられてしまわないよう、別の水槽に移していたのだが、そこで生まれたメダカがそこでまだ繁殖しだし、これは指数関数的に増加する秒読み段階にきているといっても過言ではない。
とは言っても、殺戮的な方法で数を減らすのは忍びなく、増えるとはいえ稚魚はなかなかかわいいし。
内科的な方法で数を減らすのは、思いつくのはほぼ殺戮的な方法で数を減らすのと変わらず、外科的な方法は、メダカに対しては知らない。
今は亡き祖母に聞いたところによると、何十年も前の猫の去勢方法は確かあれだ。
戦艦ポチョムキンを輪ゴムで縛ってしまい、自然と朽ち落ちるのを待つという、それだけはやってくれるなという方法だったという。
その真偽は定かではないが、これをメダカにやろうとすると、それはおそらく殺戮的な方法のひとつである。
殺戮はいやだし、でも増え続けてしまうのも困る。
さらに言うと本当はメダカかどうかわからないのだが、メダカのようなものを、やはり殺戮するのはいやだし、得体のしれない者が増え続けるというのも、やはり困る。
いやーほんと困る困る。