今日食べたインドカレーは、おいしかったがもう少しナンが甘ければよかった。
そして熱かった。
ルーも、ナンも、そしてなんとかチキン。
これが非情な熱さで、特に骨部分。
チキンを食べるときに便利な骨部分が熱いんである。
そのせいで、今でも薄皮がはがれた口の裏が痛む。
僕は、骨があんなに熱くなるものだとは思っていなかった。
あれは鉄板というか、金属的な熱さ。
カルシウムは金属元素だから、間違っていないが。
というか、ある種の波長だか何かを当てて、生身の中の骨を熱する、なんて怖いことを思ってしまった。
そんなことができるのかはよくわからないが、もしできるなら、薄皮どころではない。
本当の肉離れだ。
食べたチキンも肉離れがよかったし。
唐突に「肉吸い」という妖怪を思い出した。
文字通り、関西で見かける肉スープ、ではなくて人の肉を吸う、ビジュアル最悪な感じの妖怪。
こいつが肉を吸うときは、被害者の骨を熱して肉を離れやすくする、なんてこの時は冗談で書いていたのに。
とりあえず伏線張っておいた。