料理というのはその家庭独特の要素が入り込みやすい分野といえる。
有名なのはカレーで、何を具として入れるか。
その話題だけで、数時間は持つ。
最近、「ポテトサラダ」もなかなかなものだ、と気づいた。
ジャガイモが入っているのはもちろんなのだが、まずは「ゆでたまご」。
入っているのが普通の人にとって、ゆでたまごが入っていないポテトサラダはかなり何か足りない。
そう感じるようだ。
次に「コショウ」。
具とは少し違うが、これも結構、入れる派と入れない派で分かれる。
僕は粗挽きペッパーがたくさん入っているのが好きだ。
あとは、スライスしたたまねぎとか、ちょっと変わってにんじんなど。
家庭によってかなり派生する。
一方、これまたカレーの話題のようだが、「えーそんなの入れるの?」というやつ。
ポテトサラダにおいてその代表格は「りんご」だろう。
確かに、何度も「りんごの入ったポテトサラダ」を食べた気がする。
しかし、これは例の「酢豚のパイナップル」と同等の、根源的な問題を含有している。
難しい問題だ。
僕が知っている中でなかなかのイレギュラーは「柿」だ。
りんごと同じカテゴリだが、ここは入れた人を誉めてみたい。
というように、なんとなく「当たり障りのない話題」として重宝。
馬鹿の一つ覚えみたいに人にポテトサラダの話をするものだから、少し周りは面倒そうだ。
そんな俺の名前はミスター・ポテトヘッド。
どうですかディズニーさん、トイストーリーの4出だし辺りで。