リンケージ、ざんねん。

最近、映画の「シュガーラッシュ」や「モンスターズユニバーシティ」を立て続けに見る機会があった。
両方楽しく、何度でも見てしまう。
しかし知人に意見では、もちろんそれらの映画は楽しいが、ひとつざんねんな点もあるのだ、という。
それは、例えば「シュガーラッシュ」では、主人公とヒロインが絞り袋でサインを書くシーン。
そこで、日本語吹き替え版だとちゃんと日本語でサインを書く。
それがざんねんらしい。
※絞り袋
ホイップクリームなどをむにゅーってやってやるやつ。
これは今回挙げているもの以外のディズニー系も、そうかも知れない。
もしかしたら、他の映画でも、日本語吹き替え版と通常版で違うかもしれない。
サインが英語では読みづらかろうという配慮は、悪くはない。
ただ知人は、それに続けて「でも話の前後でそこに何が書かれているかは分かるから」。
「各国の言語の違う国のために、そのシーンは分けましたよ」というのが、ちょっとお世話過ぎる。
そう言うのだ。
僕も気にならなかった訳ではない。
あ、原作ではおそらく英語だったサインが、日本語に置き換えられている、と。
確かに、既に日本語吹き替えされて元のニュアンスが失われている点で、細かいところを気にするのは野暮かも知れない。
しかし、吹き替えでは日本語ならではの意味合いが付加できるかも知れないという期待もできるが、サインにはそういう「余白」はあまりなさそうである。
英語には筆記体というものもあるが、日本語にはそういうの、ないから。
そういえば先ほどの「シュガーラッシュ」の日本語サインは乱れのない、タイプしたとしか思えないゴシック様字体だった。

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