【あらすじ】
台湾旅行。
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あとは、である。
あとは、お土産に勧められるがままにジャーキーや変な絵柄のトランプを買ったり、そのジャーキーが空港で没収されるんじゃないかとひやひやしたり、パスポートを写真確認のところで「お前、nimbus?」と妙に聞かれたり。
多くの旅行者が経験した、通過儀礼のようなイベントのみである。
そして空港からはバスで近所の駅まで行き、そこからタクシー。
タクシーのおばさんに「とにかく誰某の先生に似ている」と絶えず言われ、「そうか誰某の先生に似ているのか」と思いながら帰宅したのである。
台湾には2日くらいしかいなかったわけだが、ホテル周辺だけ見てもその町並みは油絵のようにぼこぼこで面白く、そして腹を満たす手段はいくらでもある。
土曜の早朝から活動的で、なんだか元気だなあ。
そういう印象を持った。
ともあれ、僕は帰ってきた。
2日の旅行でこう、54回もどうこう書くというのは正直飽きてしまったが、一方でそんなに1回を長く書くのもめんどうくさい。
要はめんどうくさい。
そんな感じで54という数字で終わる事になった。
なんなんだ、この中途半端な数字は。
まあ、僕が少年野球のときの背番号は52だったから、そこと何かしら関係があるのかも知れない。
「54-52。あと2人、誰かが死ぬ」
とかありそうだ。
「54-52。2人、まだ台湾から帰ってきてない」
とかありそうだ。
「52-54。2人、このなかに反物質人間がいます」
反物質ってなんでしたっけ?。