なぜか台北 その7

【あらすじ】
台湾旅行。
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台湾に着いて早々の免税店めぐりは、なんと1時間ほど時間が取られているのである。
免税店には悪いが、あまり興味がない。
すぐに店の外に出てみる。
気温は高いが湿度はそうでもないらしく、嫌な暑さではない。
時計を見るとあと40分ほどあるみたいだ。
そこらを歩いてみる事にした。
近くのコンビニの角を曲がると、雑然と飲食店が並ぶ通りに出た。
歩道と呼べるようなところには路上駐車の車が場所取りを行い、結果的に車道を歩くことになる。
後ろから車が来やしないか心配だが、地元の人は平然と車道だ。
大丈夫だろう。
なにやらおいしそうなジュースが売られていたりした。
喫茶店らしきお店ではおじさんがくつろいでいる。
そこらを歩いている女子はたいがいかわいく、それは台湾滞在3日間、随所で感じる事となった。
僕は、道に迷う事に定評がある。
そのため、極力免税店の位置を考えながら歩きまくってみる。
すると、学校らしき建物が目についた。
なんとか国民中学とある。
妙に壮大な雰囲気の校門があり、近くの木からはやはりツタが垂れている。
そして道路を挟んですぐ塾と、ドリル専門のような本屋があった。
何やら勤勉ぽそうだ、台湾の学生は。
ドリルなんか久しぶりに見たぞ、ドリルなんか。

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