【あらすじ】
台湾旅行。
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展望台もそれほど興味もなく、空港内をうろつくのにも飽きたので飛行機搭乗口に向かう。
パスポートを見せる必要性のある場面に遭遇するたびに、それが期限ぎりぎりである事を先に言ってしまいたい衝動に駆られる。
搭乗口付近も最近できた風で、免税店が等間隔で堂々と並ぶ。
うーん、あまり興味がない。
暇なので台湾での計画でもたてようかと思ったが、手元に情報はなく、誰かに聞き出そうかとすると、いきなり宿泊ホテルの心霊事情が手に入った。
出る事で有名らしいのだ。
本当なのだろうか。
どちらにせよ、実際に身の回りに起こるのは勘弁してほしい。
ともかく、一番長くいる事になるだろう宿泊施設の情報が手に入った。
他にはないだろうか。
どうやら他の人は結構プランを持っているらしく、いわば駅のホームで並んでいる状態。
僕は時刻表を見ている。
いや、時刻表を探している。
誰かがPSPのスパロボをやっている。
最近のスパロボは、ロボがよく動くので見ていて楽しい。
そうだ。
予定はないが、とにかく動きまくる事にしよう。
そうすれば何か面白い事になるかもしれない。
結構必死に探している帽子を見つけられるかも知れない。
もしかしたら、今回の台湾旅行はスパロボに助けられたことになったかも。